注目コスメ系YouTuber15選!起用費用・効果・注意点を完全ガイド

近年、コスメ業界でYouTubeマーケティングの重要性が高まっています。
使用感や仕上がりをリアルに伝えられるYouTubeは、コスメとの相性が抜群。
本記事では、注目のコスメ系YouTuber15名と、起用時の費用相場・効果・注意点を紹介します。
コスメ系YouTuberとのタイアップを検討中の企業担当者に役立つ情報をまとめていますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
コスメPRを成功させるなら、“美容系”より“コスメ系”が正解?
コスメPRを成功させたいなら、“美容系”より“コスメ系”YouTuberの起用が断然おすすめです。
美容系はスキンケアやライフスタイルなど幅広く扱う一方で、コスメ系はメイクや化粧品レビューに特化。視聴者の関心も、商品そのものに向いているのが特徴です。
最近はリアルな使用感やシーン提案をセットで伝えるスタイルも増え、商品訴求力はより強化されています。
美容系が“美容の相談室”なら、コスメ系は“コスメの試着室”のようなもの。
コスメ系YouTuberは、コスメへの熱量の高さから視聴者の信頼を集めており、その訴求力の強さが大きな魅力となっています。
PR効果抜群!コスメ系YouTuberが起用されるワケ
コスメに特化して情報を発信するコスメ系YouTuberは、商品の色味や質感、使い心地を分かりやすく伝えるのに長けているのが特徴です。
視聴者に「自分が使うなら?」と想像させ、購買意欲を自然に引き出します。
ここでは、なぜコスメ系YouTuberの起用が効果的なのか、その理由を詳しくご紹介します。
男女ともに10代・20代のYouTube利用率はテレビ超え!
コスメPRにコスメ系YouTuberがこれほどまでに起用されている理由には、若い世代の“情報の集め方”が大きく変化していることにあります。
総務省「令和4年 通信利用動向調査」によれば、全年代でのYouTube利用率は88.2%。
特に10代では97.9%、20代では98.2%と、ほとんどの人がYouTubeを日常的に活用していることがわかります。
この世代は、テレビCMよりもリアルな体験談や等身大の声に共感しやすく、日常の中でコスメを紹介するYouTuberに対する信頼も厚いのが特徴です。
さらに、ビデオリサーチの「ACR/ex」調査によれば、10年前と比べて、10代女性の「メイクに気を配っている」割合は2倍以上に増加。
中高生でも日常的にメイクを楽しむ文化が広がっており、20代前半ではその関心がピークを迎えています。
このように、“美容への関心が高い世代”と“YouTubeを主な情報源とする世代”が重なっている今、コスメ系YouTuberの起用が増えているのはごく自然な流れといえるでしょう。
参考:https://minpo.online/article/youtube-1.html
https://www.videor.co.jp/digestplus/article/consumer250709.html
気になる商品の情報や使用感レビューが見られる
コスメ系YouTuberが多くの企業に選ばれている理由のひとつは、視聴者が“気になっている商品”の情報を自ら探して視聴しているという点にあります。
「新作マスカラの正直レビュー」や「人気ブランド比較」など、具体的な商品名や使い心地が動画タイトルやサムネイルを見れば一目でわかるため、購買意欲が高まっているタイミングで自然にリーチできるのが大きな強みです。
また、写真やテキストでは伝わりにくい質感や色味も、動画であれば手元のアップや光の変化でリアルに表現できます。
視聴者は、自分の肌や好みに合うかを想像しながら、まるでスマホ越しにテスターを試しているような感覚で、その動画を視聴しているのです。
こうした「自分で選んで見られる」「仕上がりをその場で確認できる」という体験は、テレビCMや静止画広告にはないYouTubeならではの価値と言えます。
プロのテクニックも再現OK!メイクのコツが一目でわかる
コスメ系YouTuberの魅力は、プロのメイクテクニックをわかりやすく、視聴者の目線で伝えてくれること。
専門的な内容も、実際の手元の動きやポイントを丁寧に説明してくれるので、初心者でも「真似してみたい!」と思えます。
最近では、トップメイクアップアーティストとのコラボ動画も増えており、プロの技術を“かみ砕いて”紹介する役割を担っているのもコスメ系YouTuberならでは。
ただ見るだけでなく、「自分もできそう」と思わせる再現性の高さ。
こうした動画を通じて、視聴者は商品の使い方や魅力を自然と理解できるようになります。
実際、株式会社ニフティの調査では、近年メイクをしている小中学生の74%がYouTubeから学んだという結果が出ていました。
これは、小中学生だけに限らず、若者全体に共通していると考えられます。
コスメ系YouTuberは単なるインフルエンサーではなく、商品の価値を“わかりやすく翻訳してくれる存在”として、企業にとって欠かせない存在なのです。
コンテンツが豊富で悩みに合わせて「知りたい」が見つかる
コスメ系YouTuberは、“コスメ特化”ならではのピンポイントな情報が魅力。
「にじまないアイライナー」「季節に合ったベースメイク」など、具体的な悩みや使用シーンに寄り添ったテーマを扱うことで、視聴者の“今まさに知りたいこと”に的確に応えてくれます。
新作レビューや比較、実際の使い心地の検証まで幅広くカバーされており、まるで“動画で見るコスメ辞典”のようなもの。
必要な情報だけを効率よく得られるため、自分に合うアイテムを探している人にとって頼れる情報源となっています。
「どれを買う?」に答えてくれる、商品比較が分かりやすい
コスメ系YouTuberは、豊富な知識をもとに、商品の特徴や使い方をわかりやすく解説。
単なるおすすめ紹介にとどまらず、「こんな人に向いている」「こういう悩みに合う」といった実用的な視点が加えられているので、視聴者は自分にぴったりのアイテムを自然に見つけられるのです。
使用シーンや仕上がりの違いも具体的に示してくれるため、コスメ選びの参考として多くの人が活用しています。
20代・30代・40代、それぞれの世代に合った情報が届く
コスメ系YouTuberは、年代や肌悩みに合わせた提案力に優れており、視聴者から高い支持を得ています。
「20代の崩れにくいベースメイク」や「30代のくすみ対策」など、世代ごとのニーズに寄り添った情報が、「自分にも合いそう」と共感を呼び、購買意欲を高めてくれます。
企業としても、商材ごとにターゲットに合ったYouTuberを選ぶことで、より効果的なPRが可能になります。
世代にフィットする発信力を持つコスメ系YouTuberは、ターゲット層に響くPRの強い味方と言えるでしょう。
2025年今旬の注目コスメ系YouTuber15選を一挙紹介!【事例あり】
本記事では、最近注目を集めているコスメ系YouTuberを15人厳選しました。
それぞれのタイアップ事例も紹介しますので、タイアップ検討の際の参考にぜひご活用ください。
アオイの。
- YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@aoi_ihara
- 登録者数:534K(2025年7月時点)
アオイの。さんは、ファッションとコスメに特化したセンスある発信で、若年層から大人世代まで幅広い支持を集めています。
素肌感のあるナチュラルメイクや丁寧な語り口、自然体のレビューが魅力です。
ローラメルシエのクリスマスコフレを紹介したタイアップでは、「持ち運び用が欲しくて買った」という一言に共感の声が集まり、サイズ感を手のひらで伝えるなど丁寧なレビューも好印象です。
ホリデーらしいワクワク感を大切にした紹介で、視聴者の「欲しい!」という気持ちに自然と火をつけていました。
ももち Momochi / 牛江桃子
- YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@momochi661
- 登録者数:518K(2025年7月時点)
ももちさんは、元アパレル販売員という経歴を活かし、現在はYouTubeやInstagramでファッションやコスメを中心に発信しています。
「肌が薄いため、ニキビを作らないよう徹底している」と語っており、敏感肌の方からの人気も高いです。
INTO Uとのタイアップでは、1分という短尺の中で、おすすめポイントをぎゅっと凝縮して紹介しました。
マットリップやチークマッド、グロス、アイブロウマスカラなど複数アイテムを取り上げているにも関わらず、各商品の特徴はテロップを活用して的確に説明されているのがポイントです。
リアルな「推しコメント」と見やすい編集で、視聴者の購買意欲を自然に引き出す動画となっています。
兵藤小百合|さゆりメイク
- YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@sayuri-makeup/videos
- 登録者数:418K(2025年7月時点)
兵藤小百合さんは、メイクアップアーティストとしての実績を活かし、年代別メイクやトレンドテクニックを分かりやすく解説しています。
プロならではの視点と、すぐに実践できる丁寧なレビューが人気です。
マーシュフィールドとのタイアップでは、冒頭でピンクと青のカラーを一気にカバーするインパクトあるシーンからスタートさせることで、最後まで視聴したくなる展開になっています。
テロップで重要なポイントを補足しながら、「毛穴下地と合わせるとさらに良い」などの実用的なアドバイスも。
さらに最後に「サンプルから試せる」と紹介することで、視聴者の心理的ハードルを下げ、自然に購入へ導く構成が印象的です。
おざみ /Misato Ozawa
- YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@misatoozawa1781
- 登録者数:266K(2025年7月時点)
おざみさんは、日常に寄り添うメイクからプロとのコラボまで、投稿する美容コンテンツの幅の広さが特徴です。
最近では、LE SSERAFIMのメイクアップアーティストとのコラボ動画が話題を呼び、プロの技をリアルに学べる貴重なチャンネルとして注目されています。
バニラコの新作ファンデを使ったタイアップでは、仕上がりの違いを半顔で比較しながら、パフの使い方や使用感を細かく解説しています。
ムラになりにくい塗り方や、エッセンス成分46%配合というポイントを明確に伝えることで、商品の魅力に説得力を持たせています。
特に、「リアル人間にフィルターかけたみたい」という、「使ったら肌が変わりそう!」と思える表現が視聴者の心に残りやすく、商品の魅力を上手く伝えているのがポイント。
また、視覚的にも頭にスッと入ってくるような工夫がされており、視聴者の「使ってみたい」と感じさせるPR動画となっています。
斎藤みらい
- YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@miraisaitou
- 登録者数:143K(2025年7月時点)
斎藤みらいさんは、ツヤのある髪と肌、透き通るような透明感が印象的で、“お人形のような美しさ”に憧れる女性たちから高い支持を集めています。
自身の発信に責任を持ち、ダイエットアドバイザーや睡眠コンサルタントなど複数の資格を取得しており、専門的な内容も紹介できるのが特徴です。
VDLとのタイアップでは、光輝くようなツヤ感が際立つガラス肌メイクを披露。
実際の使用感を丁寧に伝えるだけでなく、商品セット内容や価格も分かりやすく紹介しています。
さらに注目なのは、動画内で自ら“割引交渉”をしている様子まで公開している点です。
視聴者目線に立った丁寧な発信とリアルなやりとりが、商品への信頼感と“使ってみたい”という関心を自然に高めています。
momoho channel
- YouTubeアカウント:https://youtube.com/@momohochannel118
- 登録者数:365K(2025年7月時点)
momohoさんは、流行の○○メイクや話題のコスメをテーマに、トレンドを押さえた再現しやすいメイク動画を投稿しています。
メイク工程ごとに動画を分けて公開しており、初心者でもわかりやすい丁寧な構成が人気です。
VDLとのタイアップでは、普段から愛用しているというクッションファンデを紹介していました。
Before/Afterの比較や「個人の感想・効果には個人差あり」といった表示も丁寧に記載されており、視聴者の信頼を得やすい構成になっています。
KAJIERI
- YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@kajieri
- 登録者数:441k(2025年7月時点)
KAJIERIさんは、発信力のあるメイクアップアーティストとして、プチプラからデパコスまで、幅広いアイテムの“リアルな使いこなし”をわかりやすく届けています。
日本メイクアップ技術検定1級やパーソナルカラー検定、美容師免許など、豊富な知識と資格を活かした丁寧な解説が人気の理由です。
media luxeとのタイアップでは、「自然にカバーしながら毛穴レスナチュラル肌になりたくない?」という冒頭で惹きつけ、ふわふわパフを「お布団のような」と表現することで実際の使用感をわかりやすく伝えています。
プチプラながら高見えする質感や、ナチュラル志向の人にも使いやすい仕上がりなど、実際の使い方を通して商品の魅力をしっかり届けています。
きりまる
- YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@kirimaruuu
- 登録者数:1.03M(2025年7月時点)
きりまるさんは、等身大の言葉と飾らない雰囲気で、多くの女性の共感を集めています。
ファッションブランド「ollun」やコスメブランド「myroink」のディレクターとしても活躍し、YouTubeでは“垢抜け術”や愛用コスメの紹介を中心に発信しています。
VDLとのタイアップでは、細かいスペックの説明ではなく「実際に1日使ってどう感じたか」をリアルに紹介することで、マスカラの持ちの長さを伝えています。
動画では実際の1日の様子を見せており、テンポよく洗練された編集力の高さが光ります。
言葉よりも「映像と空気感」で伝えるスタイルは、視聴者の心にすっと入り込み、商品を“試してみたくなる”きっかけを与えていました。
Rちゃん
YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@rchaaaan
登録者数:862K(2025年7月時点)
Rちゃんは、アパレルブランド「Riu」の代表兼デザイナーとして活躍している一方、コスメ系YouTuberもしています。
美容整形や摂食障害の経験、手術に関する告白など、自分自身の過去を正直に語るスタイルも特徴のひとつ。
雑談しながら紹介する「毎日メイク」や「GRWM」を楽しみに待つファンも多いです。
TOCOBOとのタイアップ動画では、1分という短尺ながら、全16色をテンポよく紹介。
キラキラしたエフェクトとふわっとした語り口で視聴者の興味を引きつけています。
最初に特におすすめの1本を提示したうえで、イエベ・ブルベ別にカラーを紹介する流れがわかりやすく、自分に合う色が選びやすい構成にしているのが特徴です。
視覚とテンポで訴求するPR動画として、編集・構成の完成度も高く、自然に商品理解を促しています。
佐藤 優里亜
- YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@yuriasatoch
- 登録者数:250K(2025年7月時点)
元「CanCam」専属モデルであり、現在はメイク・ファッション・料理・ライフスタイルをテーマに発信しています。
穏やかな語り口と丁寧なライフスタイルの提案が魅力で、幅広い世代の女性から注目されています。
資生堂マキアージュとのタイアップでは、63歳のお母さまと一緒に「綺麗を保つアイテムと習慣」を紹介。
リアルな親子のやり取りに共感する声が多く、商品訴求と同時に視聴者の信頼を得る内容に仕上がっています。
淡々とした説明にとどまらず、使用感や生活の中での取り入れ方を丁寧に伝えている点がPRとしても好印象です。
コスメヲタちゃんねるサラ
- YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@CosmeWotaSara
- 登録者数:1.43M(2025年7月時点)
コスメヲタちゃんねるサラさんは、新作コスメの使用感や、プチプラ・デパコスの比較、垢抜けメイク術まで、「知りたい情報が最速でわかる」という投稿スタイルが人気です。
自称「IQ3」シリーズなどユーモアもあり、見ていて飽きないのも彼女の魅力です。
セザンヌとのタイアップでは、春の新作14アイテムを、コスメヲタさらさんが丁寧にレビューしています。
「朝時短したい方におすすめ」「肌は潤っているけどべたつかない」など、視聴者が気になるポイントをしっかり押さえており、まさに“動画で試せるテスターコーナー”です。
「これ、自分に合いそう」と思わせる投稿内容で、視聴者の購買意欲をやさしく引き出すPRになっています。
nanakoななこ
YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@775nanako
登録者数:1.51M(2025年7月時点)
ななこさんは、「実践できる美容の教科書」をモットーに、メイクハウツーやコスメレビューを発信しています。
紹介するのは、手に取りやすいプチプラアイテムが中心。
まるで友達が隣で教えてくれるような口調で、複雑なステップもするすると解きほぐしてくれるのが魅力です。
コスメデコルテとのタイアップでは、30色を1分で一気にレビューするスタイルで、1色ずつの細かい説明ではなく、画像とテンポで勝負する大胆な編集が光ります。
最後にはきちんとまとめを入れることで、短尺ながらも理解度の高い動画に仕上げています。
見やすさと情報量の両立が取れており、「1分でここまでわかる動画は珍しい」と評判が高いです。
とうあ
- YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@2toua2
- 登録者数:1.37M(2025年7月時点)
とうあさんは、“性別の枠”を軽やかに飛び越え、自分らしさを全力で楽しむ姿が魅力です。
美容・メイク・ファッション・トーク・音楽活動、さらにアパレルブランドの展開まで、多才さはまさに「何者にもなれる変幻自在な存在」。
30分近い動画でも、卓越したトーク力で視聴者を飽きさせません。
コージー本舗とのタイアップでは、多くの女性が求める“中顔面短縮メイク”に挑戦しています。
この動画は、なんと16万回超えもの再生回数を記録。
ゲストにアイドル御用達のヘアメイク・夢月さんを迎え、とうあさんが「アイドルに変身していく」過程がリアルに楽しめるコラボ企画です。
涙袋を強調したり、リップラインを調整したりと、プロのテクニックがテンポよく紹介されていました。
このPRでは、とうあさんの飾らないリアクションが視聴者を惹き込んだのでしょう。
ハウスダスト
- YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@tamukun_3
- 登録者数:1.16M(2025年7月時点)
ハウスダストさんは、茨城県出身のYouTuber・TikTokerで、繊細なタッチと独自の感性を活かした“描くようなメイク”が話題になっています。
誰かのメイクを否定せず、「メイクは自由」というスタンスで、視聴者の背中をそっと押すようなやさしい言葉選びも人気の理由です。
dasiqueとのタイアップでは、冒頭で「メイクに正解はない」という考え方を語り、その姿勢に共感の声が多数。
実際の使用シーンを交えながら丁寧にアイテムを紹介し、ブランドの魅力と“使いたくなる理由”を自然に伝える構成となっています。
南 聖羅 Seira Minami
- YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@seira432
- 登録者数:74K(2025年7月時点)
南聖羅さんは、透明感のあるナチュラルメイクを中心に、日常に取り入れやすいメイク術を届けています。
やさしい語り口と、韓国風やフルーツメイクなど旬を押さえた今知りたいトレンドを投稿をしています。
「どんな人に似合いそうか」「どう使えば垢抜けるか」など、視聴者の目線に寄り添った解説もわかりやすく、真似しやすいと好評です。
韓国コスメ「fwee」とのタイアップ動画では、タイトルに【SNSで話題】と入れたり、サムネイルに「インスタのフィルターみたいなふわっと質感」と記載するなどの工夫で、“今っぽさ”に敏感な女性を惹きつけられる女性が多数。
色味の紹介では「女優のハン・ソヒさんに似合いそう」などイメージしやすい言葉を用いており、商品の魅力を視覚と感覚の両面から伝えているのが印象的です。
いくらかかる?コスメ系YouTuberを起用する費用の目安
コスメ系YouTuberへのPR依頼費用は、チャンネル登録者数×2〜5円が一般的な相場です。
例えば、登録者5万人の場合、1投稿あたり10万〜25万円程度が目安となります。
登録者数が多い人気クリエイターでは、1回の起用で数百万円規模に達するケースもあります。
所属事務所の有無やタイアップの内容によっても変動するため、事前の確認が重要です。
実例から学ぶ!コスメ系YouTuberとのタイアップを成功させるポイント
コスメ系YouTuberとのタイアップは、ただ依頼するだけでは思うような効果が得られません。
ここでは、実際の成功事例をもとに、タイアップを成功に導くためのポイントを分かりやすく解説します。
コスメヲタちゃんねるサラ × ラ ロッシュ ポゼ|“時短でサクッと理解”+成分も明確に伝える比較レビュー
こちらは、敏感肌向けブランド・ラ ロッシュ ポゼの日焼け止め7色を、コスメヲタさらさんが約5分の動画で紹介した事例です。
仕上がりの質感や色の違いが一目で分かるよう、手の甲に塗ったり、半顔メイクで比較したりして、その違いを明らかにしています。
ロングUVAや整肌成分の説明も加えられており、機能面の理解も自然と深められます。
「時間がないけど少しだけ知りたい」という視聴者にとって、短くて分かりやすい動画で、思わず最後まで見たくなる工夫がされているのがポイントです。
スキマ時間でも気軽に見られる点が、視聴者の興味と購買意欲を引き出しているのでしょう。
水越みさと × タイムシークレット|実況×10分メイクで“リアルに時短”+後半でしっかり成分解説もカバー
こちらの事例では、水越みさとさんが“実況しながらリアルに10分でメイク”というコンセプトで動画が展開されています。
実際に朝のルーティンのような形で商品を使いながらメイクを進めることで、「この時短感、ほんとに使えるかも」と視聴者が自分ごととして想像しやすくなっています。
そしてメイクを終えたあと、成分や機能性について丁寧に解説することで、信頼性も担保しています。
この“リアル×解説”のバランス感覚が、タイアップ動画の成功を支える秘訣です。
言うなれば、友達が目の前でメイクしながら、「これ、めっちゃ便利だよ」って教えてくれるようなものです。
この身近さが購入ハードルを下げるコツです。
nanako × メイベリン|“1分で魅せる”新色レビュー×テロップでポイント明快+リアルな愛用コメントで信頼感も◎
こちらの事例では、メイベリンのマスカラ新色を1分という短時間で印象的に紹介しています。
儚げで薄いのに存在感があるまつげに仕上がるのが見てすぐ伝わるよう、アップの映像とテロップの組み合わせで訴求ポイントを端的に伝えています。
「これずっと使ってるんだけど…」という素の一言が、単なる紹介ではなく“本当に使ってる感”を演出。
企業目線ではできない“共感”や“親近感”を引き出す力があります。
視聴者は、美容に詳しい友達が鏡の前で「見てこれ、マジで上がる!」と教えてくれるような感覚で見ているのです。
リアルな体験とテンポ感をぎゅっと詰め込めるショート動画は、商品の魅力を自然に伝えながら、購買アクションへとつなげる効果的なPR手法といえるでしょう。
PR効果を下げる?コスメ系YouTuberを起用する際の注意点
コスメ系YouTuberの起用は高いPR効果が期待できますが、やり方を間違えると、かえってブランドイメージを損なうリスクも。企業として押さえておきたい、代表的な注意点を紹介します。
炎上リスクを想定した事前チェックは必須
YouTuberにはそれぞれ独自の世界観やファン層があり、過去の言動や投稿内容によっては思わぬ炎上リスクを抱えているケースもあります。
「過去の発言が掘り返されてタイアップが批判される」という事態を避けるためにも、起用前にはSNSやコメント欄まで含め、丁寧にチェックしましょう。
例えるなら、広報に起用するアンバサダーの“履歴書”を確認せずに採用するようなもの。
リスクヘッジは、ブランド保護の第一歩です。
ステルスマーケティングは信頼を失う第一歩
ステルスマーケティング(ステマ)は、広告であることを隠して商品を紹介する手法です。
一見自然な紹介に見えても、実は企業案件だったと気づかれたとき、「だまされた」と感じる視聴者も少なくありません。
そうなると、紹介したインフルエンサーだけでなく、依頼元である企業の信頼まで損なわれてしまいます。
日本では、「#PR」「#広告」などの表記を用いて、広告であることを明確に示すことが義務付けられています。
これを怠ると、違法と判断される可能性もあります。
こうしたリスクを避けるためにも、インフルエンサーには必ず「広告であること」を明記してもらうようにしましょう。
間接的な他社商品の批判はNG
「〇〇よりもこっちが好き」「一般的なマスカラより軽い」といった比較表現や間接的な批判は、コスメPRではNGとされています。
化粧品の広告は「化粧品等適正広告ガイドライン」により厳しく管理されており、製品名を出さなくても他社を暗示するような表現は避けるべきと明記されています。
例えば「前に使ってた○○は落ちにくかったけど、これは違う」といった表現は、間接的な比較とみなされるため要注意です。
また、「ひぼう・比較の有無にかかわらず、他社製品の名称や略称を無断で使用してはいけない」とされており、他社名を出すこと自体がNGとなります。
コスメ業界では、“うちの方が良い”ではなく、“どう良いか”を丁寧に伝えるよう心がけましょう。
“こっそり紹介”は化粧品業界では通用しない
最近は、「オススメ○○コスメ10選」のようなまとめ系投稿に、自社商品を自然に紛れ込ませるPR手法が他業界では流行っています。
化粧品業界ではこうした“こっそり紹介”は明確にNGとされています。
特に、インフルエンサー自身が自社ブランドを持っている場合は注意が必要です。
たとえインフルエンサー自身の商品であっても、先述した「化粧品等適正広告ガイドライン」に反してしまいます。
まとめ:コスメYouTuberによるPRは絶大!PRの成果を出したいなら、キャスティングから運用まで任せられる株式会社Greedへ。
コスメ系YouTuberは、商品の魅力をリアルな言葉で伝え、視聴者に“商品に興味を持たせる力”を持っています。
ただ紹介するだけでなく、視聴者の心に自然と届く発信ができるのが強みです。
PRの成果をしっかり出したい場合、キャスティングから運用まで一貫してサポートできるGreedにお任せ下さい。
コスメ関連のPR実績が5,000件超えで提携インフルエンサーは国内最大級のため、質の高いプロモーションが実施可能です。