人気美容系TikToker15選!起用費用・効果・注意点を完全ガイド

Z世代の約55%が利用しているTikTok。
そんなTikTokですが、最近は、美容・コスメ系のコンテンツが特に大人気です。
メイクの“Before→After”やスキンケアアイテムのリアルな使用感など、目で見て分かりやすいため、多くの方が参考にしています。
中でも、人気の美容系TikTokerが紹介した商品が即完売したり、売り上げが急増したりする「TikTok売れ」現象が話題に。
企業からの注目も年々高まっています。
そこで本記事では、そんな影響力のある人気美容系TikToker15人を厳選しました。
起用時の費用感や効果、依頼時の注意点などもあわせて解説しますので、マーケティング施策の参考にぜひご活用ください。
目次
なぜ今、美容×TikTokが最強なのか?
TikTokの公式調査によると、ユーザーは美容に対する関心が高く、購買意欲も非常に強い傾向があることが明らかになっています。
では、なぜ美容やコスメ、化粧品とTikTokはこれほどまでに相性が良いのでしょうか?
結論から言いますと、その理由は「リアルさ」と「拡散力」にあります。
TikTokでは、スキンケアの使い心地やメイクの変化がショート動画で瞬時に伝わるため、写真中心のSNSよりも“使用感”がリアルに届きます。
加えて、TikTokはエンタメ性の高いコンテンツが多く、自然にどんどん拡散されていきます。
TikTokerが実際に使ってよかったものを伝えるというスタイルが主流であるため、広告感が薄いのも特徴。
ユーザーの信頼を得ながら購買行動につなげやすいのが、TikTokの強みです。
実際、「TikTokで見たから買った」という声も多く、美容系TikTokerの発信が商品の売上を左右する時代になっています。
1. 動画だから“色・質感・使い心地”がリアルに伝わる
TikTokの魅力は、「実際に使うとどうなるの?」そんなユーザーの知りたい情報を、目で見て分かるくらいリアルに伝えられることです。
コスメやスキンケア商品を選ぶ際、色味やツヤ感、テクスチャー、肌なじみといったポイントを重要視しますが、写真や文章だけでは分かりません。
TikTokでは、短い動画で「仕上がりがどう見えるか」「どんな質感か」といった点が、目で見てパッと分かります。
また、自分と似た肌タイプのクリエイターを見つけて投稿を見ることで、「自分の肌でも同じような仕上がりになりそう」とイメージしやすくなり、信頼感や購入意欲にもつながりやすくなります。
つまりTikTokは、店舗のテスターや口コミでは補いきれない「リアルな使用感」を、手軽に補完できるツール。
“使ってみたらどうなるか”がひと目で伝わるからこそ、美容・コスメとの相性が非常に高いのです。
2. 「バズる=売れる」TikTokならではの即効性
TikTokが美容・コスメ業界で注目される理由のひとつが、“バズる=売れる”という即効性の高さです。
「TikTok売れ」とは、投稿をきっかけに商品が話題となり、短期間で売上が急増する現象を指します。
実際に、1本の動画が数百万回再生され、店頭やECで即完売となる事例も少なくありません。
こうしたバズはTikTok内にとどまらず、InstagramやX(旧Twitter)、さらには美容口コミサイトへも波及し、リアルタイムで流行が広がっていく力があります。
特にZ世代はSNSでの口コミを重視しており、情報収集から購入までの判断が速いのが特徴。
限られた予算の中で「失敗したくない」という意識が強いため、共感できる動画やリアルな体験談が購買行動に直結しやすい傾向にあります。
つまりTikTokは、「気になる→調べる→買う」がすぐに起こるメディア。
知ってもらうだけでなく、“すぐに売れる”力を持つのが大きな強みです。
3. 世界中の“美容ラバー”にPRできるノンバーバルな魅力
美容・コスメとTikTokの相性が良い理由のひとつは、言語を超えて世界中にアプローチできることです。
TikTokは視覚的なショート動画が中心のため、言葉がわからなくても“Before→After”の変化や使用感が伝わりやすいのが特徴。
実際、ダンスや料理などのノンバーバル動画には海外からの反応も多く、美容コンテンツでも同様に国境を越えて「いいね!」が集まっています。
美容動画も、そのコスメやスキンケア用品の魅力が目で見てわかるよう伝えることさえできれば、TikTokをきっかけに、日本のメーカーの製品もグローバルな認知や“バズ”につながる可能性があるのです。
4. 新しいブランドとの“偶然の出会い”が生まれる場所
TikTokが美容業界で注目される理由のひとつが、ユーザーにとって新しいブランドを自然と知るきっかけになることです。
検索型のSNSとは異なり、TikTokの「おすすめ」フィードではユーザーの関心に合わせてさまざまな投稿が表示されるため、知らなかった商品にふと出会えるきっかけが生まれます。
実際、TikTok for Businessの調査でも以下のような結果が出ています。
- 45%が「新しいブランドを知るきっかけになった」
- 48.5%が「投稿を参考にしたことがある」
- 36.1%が「動画を見て購入したことがある」
このように、TikTokは認知から購入までを一気に後押しできるSNSであることが証明されています。
まだ知名度の低い企業や新たな商品を広めたいブランドにとって理想的な場と言えるでしょう。
5. 美容に“お金をかけたい人”が集まっている
TikTokユーザーは、美容への投資意欲が高い傾向があります。
2021年度に行われたTikTok for Businessの調査によると、「月5,000円以上を美容に使う」人は、ノンユーザーの約1.4倍という結果に。
このことから、多くのユーザーが「良い商品ならお金をかけてもいい」と考えていることがわかります。
TikTokは、コスメやスキンケアの効果や使用感が視覚的に分かりやすいため、動画をきっかけにその場で購入につながることも珍しくありません。
購買力のある層が多いTikTokだからこそ、美容系TikTokerとのタイアップは効果的と言えるでしょう。
6. 視聴者は“女性だけ”じゃない!
TikTokは、視聴者層の幅が広いため、男女問わずアプローチすることができるんです。
近年は男性の美容意識も高まっており、メンズ向け化粧品の市場規模が拡大しています。
そのため、メンズ向けスキンケアやコスメを紹介する男性の美容TikTokerも注目を集めています。
クロス・マーケティングが2024年に実施した調査では、男性のスキンケア実施率は45%、25〜29歳では51%と過半数に。
また、約8割の男性が自分で商品を選んで購入していることが分かっており、購買意欲の高さも特徴です。
このことから、女性だけでなく、美容に関心のある男性にも効果的にPRできるTikTokは、男女を問わず幅広い層にリーチできる媒体として、今後ますます活用の幅が広がっていくでしょう。
参考:https://www.cross-m.co.jp/report/20240208menbeauty
7. 手軽にできる“セルフケア情報”が求められている
近年は手軽にできるセルフケアの需要が高まっており、こうした流れも美容とTikTokの相性の良さを後押ししています。
新型コロナウイルスの感染拡大によって外出を控える人が増え、ベースメイクをする機会が減少しました。
その分、時間があるときに自分の肌を整えようというスキンケア志向が強まりました。
現在でもその傾向は続いており、手軽にできる”セルフケア情報”を求める需要が高まっています。
2023年度のStatistaのグローバル調査でも、メイク重視からスキンケアや生活習慣を含む「総合的なケア」への意識のシフトが確認されました。
特にZ世代は、SNSからセルフケア情報を得る傾向が高いことが分かっています。
さらに、2024年度に富士経済が行った国内調査によると、女性の肌ケア実施率は64.7%と高く、セルフヘルスケア市場は今後も成長していくと考えられるでしょう。
そのため、商品紹介だけでなく、自宅でできるケア方法を丁寧に紹介する美容系TikTokerへの関心も高まっているのです。
セルフケア志向が高まり、美容系TikTokerからの情報収集が当たり前となった今、美容とTikTokの掛け合わせは、まさに“最強”の組み合わせといえるでしょう。
参考:https://www.fuji-keizai.co.jp/press/detail.html?cid=24095&la=ja
【2025年最新】今注目の人気美容系TikToker15選
それではさっそく、2025年注目の人気美容系TikToker15名をご紹介します。
いま若者を中心にトレンドとなっている美容系TikTokerをピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
2人目のエガチャン
- TikTokアカウント:@egachannel1
- フォロワー数:約120万人(2025年6月時点)
2人目のエガちゃんさんは、「良いモノは良い!悪いモノは悪い!」と、忖度なしのレビューで人気の美容系TikToker。
2023年には【TikTok Creator Awards Japan】でBeauty Creator of the Yearを受賞し、注目度はさらに上昇しています。
企業案件では「パーフェクトワンフォーカス」や「RAIZIN」などのPRに取り組み、使用感や有効成分をテンポよく伝える動画で視聴者の信頼を獲得しています。
特に、企業の担当者に突撃し商品のリアルを引き出す「エガ凸」シリーズは、台本なしのやりとりが共感を呼び話題となっていました。
「交渉シリーズ第5弾」では、開始4日で4万個以上の商品を販売し、なんと売上約8,500万円を記録しています。
Qoo10のランキングでも総合・ビューティー部門で1位・2位を獲得し、高いPR効果を実証しました。
リアリティとエンタメを両立した独自の切り口で、購買意欲を自然に高めるストーリー設計が強み。
数あるTikTokerの中でも、説得力と影響力を兼ね備えた存在です。
やみちゃん
- TikTokアカウント:@ayami_yamichan
- フォロワー数:約85.5万人(2025年6月時点)
やみちゃんさんは、華やかなビジュアルと確かな知識を兼ね備えた、美容系TikTokerの代表的存在。
化粧品検定1級・コスメコンシェルジュの資格を持ち、専門性と信頼感のある発信が魅力です。
2023年には自身のブランド「YAMMY’S TOY」を立ち上げ、毛穴ケアアイテム「毛穴モップ」をプロデュースしています。
Libertaとのタイアップでは、「7日間の皮むけ経過レビュー」というテーマで、Before→Afterを丁寧に見せる編集とリアルな使用感で話題に。
「TikTok売れの第一人者」として、ユーザーにも企業にも高く支持されている美容系TikTokerです。
ほのぴす🐰👑
- TikTokアカウント:@noponopisu2
- フォロワー数:83.5万人(2025年6月時点)
舌足らずな話し方とベビーフェイス、そして抜群のプロポーション。
そのギャップで「中毒性がある」と人気を集める美容系TikTokerが「ほのぴす」さんです。
ふんわり可愛いビジュアルと赤ちゃんのような口調が、「癒される」「あざ特て可愛い」と人気を集めています。
もともとはフード系の投稿が中心でしたが、今では美容・ファッション・ダイエットなど幅広く活躍中。
キュートな印象とモデル並みのスレンダーなスタイルが話題です。
コーセーの「Visee」とのコラボ動画では、「たけたろう TTちゃん」さんと共演し、キラーアイトリオを使った夕方まで落ちにくいアイメイクを紹介しました。
共感を誘う悩みに寄り添うストーリー仕立ての構成が好評でした。
コメントへの動画返信など、視聴者との距離感の近さも魅力のひとつです。
ありさの日常
- TikTokアカウント:@azuki_arisa2
- フォロワー数:約64.9万人(2025年6月時点)
「ありかずカップル」として一躍人気となった「ありさの日常」さん。
そんなお2人ですが2023年に別れ、ありささんは現在は別の男性と結婚しています。
今は美容系TikTokerとして、スキンケアやヘアケアのリアルなレビューを発信し、多くの女性から支持を集めています。
unoveとのタイアップ動画では、使用感・香り・仕上がりを3段階に分けて紹介。
「風呂キャン間近の激疲れな夜でも使いたくなる」といった思わず「分かる!」と言いたくなってしまうような言葉選びに共感を呼び、「欲しい」となるユーザーが多くいました。
また、短尺動画で情報を詰め込むには早口になりがちですが、聞き取りやすく、大切な情報はテロップで分かりやすくしているのも特徴です。
元モデルの経験を活かしつつも、親しみやすく等身大な投稿スタイルが魅力。
結婚報告など私生活の発信もあり、ファンとの距離の近さが魅力のインフルエンサーです。
もとかの🧃
- TikTokアカウント:@motokano._.29
- フォロワー数:58.4万人(2025年6月現在)
もとかの🧃さんは“モテたい・垢抜けたい”という等身大の悩みに寄り添う発信で、Z世代の女性を中心に人気を集めている美容系TikTokerです。
社会人として働きながら活動しています。
コメントに全部丁寧に返しているのが特徴です。
覚えやすいアカウント名や、親しみやすいキャラクターが記憶に残りやすく、ブランドの認知を広げてくれます。
大塚製薬「ファイブミニ」のタイアップでは、商品の特徴や購入情報をテロップでわかりやすく伝える構成を採用。
動画全体に商品を映し込む演出で視認性を高め、結果として売上増加にも貢献しました。
また、アクアレーベルとのコラボでは、有効成分の説明や活用方法まで丁寧に紹介。
ターゲット層への深い理解をもとに、商品の魅力を過不足なく伝える力が魅力と評判です。
成分オタクちゃん🌶【美容・スキンケア】
- TikTokアカウント:@seibun_otakuchan
- フォロワー数:38.3万人(2025年6月現在)
成分オタクちゃん🌶さんは、化粧品成分検定1級の資格を持ち、視聴者からの信頼が厚い美容系TikTokerです。
人気シリーズ「オタクの正直レビュー」では、話題のスキンケア商品を成分ベースでわかりやすく解説しており、成分重視の消費者層から高い支持を得ています。
BRUNOビューティー「薬用 白玉美白シートマスク」のPRでは、テンポよく製品特徴を紹介。
美白成分「グルタチオン」や抗炎症成分「グリチルリチン酸ジカリウム」など、有効成分の効果を的確に伝えながら、“たった900円”というコスパにも触れることで、価格感度の高い若年層への訴求に成功しています。
商品の特徴をきちんと理解したうえで紹介しており、こだわりのあるユーザーにも伝わりやすい丁寧なレビューが特長です。
倉田乃彩(くらたのあ)
- TikTokアカウント:@i_09_noa
- フォロワー数:33.3万人(2025年6月現在)
人気急上昇中の美容系TikTokerの倉田乃彩(くらたのあ)さんは、「美容のことなら私にお任せ!」とというスタンスで、スキンケアからメイク、ヘアアレンジまで幅広い美容情報を発信しています。
恋愛リアリティ番組『今日、好きになりました。』出演をきっかけに注目を集め、東京・関西・神戸コレクションなど大型ファッションショーにも多数出演。
TikTokでは美容動画の評価が高く、2025年5月には公式認証マークを獲得しました。
投稿では、喋らずテンポの良い字幕で構成し、“Before→After”を比較しながら、良い点だけでなくマイナスポイントも包み隠さず紹介します。
そのスタイルに定評があり、リアルなレビューに共感が集まっています。
リポスエイドVCのPRでは、「最近肌ツヤが良くなった気がする〜」という自然な導入から、商品の使用感や魅力へと展開。
事前にきちんと試したうえで紹介しており、信頼性の高い情報発信が強みです。
コメント欄での丁寧な返信も、ファンとの距離感を近づけるポイントとなっています。
めめろん🍈
- TikTokアカウント:@memeron_me
- フォロワー数:約15.4万人(2025年6月時点)
めめろんさんは青森県出身、失恋をきっかけに25kgのダイエットを成功させた実体験をもとに、等身大の美容コンテンツが魅力の美容系TikTokerです。
「可愛くなりたい」「あか抜けたい」と願う若年層から高い支持を得ています。
足痩せやメイク術など、美容に関する情報を具体的かつパッと見て分かりやすいように紹介しています。
ダイエット前後の姿を惜しみなく見せることで、「自分も頑張ろう」と思わせてくれるリアルな共感力が魅力です。
韓国コスメブランド「goodal」とのタイアップでは、クレンジングフォームや化粧水について、実際の使用感だけでなく有効成分まで丁寧に解説。
一緒に“あか抜け”を目指すスタンスが、多くのユーザーを購入したいという気持ちにさせています。
フゥジ(Fuuji)
- TikTokアカウント:@fuuji__
- フォロワー数:約81.1万人(2025年6月時点)
フゥジ(Fuuji)さんは東京と京都を拠点に活動する美容系TikTokerです。
ドラァグクイーンメイクからナチュラルなメンズメイクまで、幅広いジャンルのメイク動画を投稿しています。
高いメイク技術と映えるルックスにより、視聴者からの質問やコメントも多く寄せられています。
PR投稿では、セルフュージョンCとのタイアップで“むくみ”という共感しやすい悩みからスタート。
飲食後の浮腫んだ姿を見せたうえで、使い方をゆったりとした口調で丁寧に解説することで、視聴者が理解しやすいよう工夫されています
動画の最後では、完成したメイク姿も披露しており、“Before→After”でしっかりと効果を実際に伝えています。
「この動画だけで違いがわかる!」といったコメントが多く寄せられるなど、訴求力の高い美容系TikTokerの一人です。
14年後のしずかちゃん
- TikTokアカウント:@sayaka_shizuka
- フォロワー数:7.5万人(2025年6月現在)
圧倒的なビジュアルと人懐っこいキャラクターで注目を集めている、美容系TikTokerの「14年後のしずかちゃん」さん。
化粧品検定1級を保有し、乾燥肌・イエベタイプの視点から、スキンケアやコスメのリアルなレビューをしているのが特徴です。
明るい笑顔と豊かな表情、たぬき顔の親しみやすい魅力で、「見ているだけで元気になれる」とファンを獲得。
2025年には、美容ブランドRAFTELとコラボし、朝・夜それぞれに特化した美容液の2本セットをプロデュースしました。
ビタミンやナイアシンアミド、ヒアルロン酸などを配合し、保湿や美白・抗酸化にアプローチした限定アイテムが話題を呼んでいます。
“推しやすい”ビジュアルと成分へのこだわりの両立で、今後さらに企業タイアップが増えることが期待されています。
・美容ノゆうや
- TikTokアカウント:@beauty_mentalist_yuya
- フォロワー数:約35.4万人(2025年6月時点)
男性美容系TikTokerとして注目されている「美容ノゆうや」さん。
化粧品検定1級の資格を持ち、10代向けのニキビケアからアンチエイジング・メンズ美容まで幅広いテーマをカバーしています。
動画では「バグりすぎ」「見逃すな」などインパクトのあるテロップやサムネイルで目を引き、1本の中で成分・使用感・おすすめポイントをテンポよく紹介。
実際に紹介した「オルビス クリアフル 初回限定特別セット」は、動画公開から約15時間で完売するほどの影響力を持っています。
視覚的な訴求と確かな知識を両立させた発信スタイルで、Z世代を中心に高い信頼を集めています。
しゅう@コスメ日記
- TikTokアカウント:@shushu_223_
- フォロワー数:約24.5万人(2025年6月時点)
日本化粧品検定1級・特級を取得し、高い知識に裏打ちされたコスメレビューを投稿している「しゅう@コスメ日記」さん。
ダイソーやセザンヌ、キャンメイクといったプチプラコスメを中心に紹介しており、若年層のユーザーにとって「手が届く美容情報源」として人気です。
TikTokでは、ドラッグストアで買える商品の正直レビューや、使い比べ・ランキング形式の投稿が好評。
字幕付きの丁寧な解説で、初心者でも選びやすく、実際の使用感が伝わりやすい点も魅力です。
また、視聴者が手に取るには少し高い1万円の美容液をあえてレビューするなど、ユーザーの「ちょっと気になる」を代わりに検証するスタイルも好評。
メンズ美容の浸透とともに、身だしなみの一環としてコスメを取り入れる男性ユーザーからも注目を集めています。
深夜のうららちゃん🐈🌙
- TikTokアカウント:@urarachan_918
- フォロワー数:6.9万人(2025年6月現在)
SNS運用や広告制作にも携わるフリーランスの視点を活かし、PR目線での美容レビューが光る「深夜のうららちゃん」さん。
実際の体験をもとにした“等身大のレビュー”が好評で、「美容おねえさん」としてファンの相談にも寄り添う投稿スタイルが特徴です。
unlabelのシャンプー&トリートメントのPR動画では、「今話題のシャンプーって知ってる?」というサムネイルと、実際の使用〜仕上がりまでを丁寧に映した構成が高く評価され、再生数は86万回を超えました。
化粧品だけでなく、美容医療の「ポテンツァ」や整体×ピラティスなども発信しており、総合的な“美容の入り口”として企業からのPR依頼が増えることが期待されます。
広告制作にも精通しているため、BtoB向けでも高いクリエイティブ力が期待できる美容系TikTokerです。
さとる | メンズ美容広めたい
- TikTokアカウント:@skinxare_danshi
- フォロワー数:約6.2万人(2025年6月時点)
メンズスキンケアからメイク、身だしなみまで幅広く発信している男性美容系TikTokerの「さとる」さん。
初心者にも分かりやすい構成と、ナレーション付きで丁寧に解説するスタイルが支持されています。
NGスキンケアをテーマにした動画では、「やってはいけない理由」と「どう直せばいいか」を明快に紹介しているのが他のTikTokerにはあまり見られない特徴です。
実際に使うパーツをイラストで示すなど、視覚的に伝える工夫が随所に見られます。
肌悩みに寄り添うメンズメイクの紹介も好評で、「何から始めればいいか分からない」という男性ユーザーでもすぐに実践できる内容が多くの共感を呼んでいます。
メンズ美容の市場拡大とともに、今後の活躍に目が離せません。
なぎ | スキンケア薬剤師
- TikTokアカウント:@nagi.skincare
- フォロワー数:約9.1万人(2025年6月時点)
薬剤師・コスメコンシェルジュ・化粧品成分検定1級の資格を活かし、成分に特化したスキンケア情報を投稿している「なぎ|スキンケア」さん。
ご自身の肌荒れ経験に基づいた投稿に説得力があると、信頼感を集めています。
Anuaの化粧品をPRした際には、化粧水ごとの成分や特徴を丁寧に解説し、「今度のメガ割で買います!」といった購買につながるコメントも多数見受けられました。
肌悩み別にアイテムを紹介する企画や、見やすさを重視したサムネイル設計など、ユーザー目線を大切にした発信スタイルが高く評価されています。
人気美容系TikTokerを起用するのにいくらかかる?TikTokの案件相場
TikTokで企業案件を依頼する際の費用は、インフルエンサーのフォロワー数によって大きく変わります。
美容系に限った相場は公表されていませんが、一般的なTikTokの案件相場は以下のとおりです。
フォロワー数 | 単価の目安 |
100万人以上 | 1フォロワーあたり4〜6円 |
10万人以上〜100万人未満 | 1フォロワーあたり3〜5円 |
1万人以上〜10万人未満 | 1フォロワーあたり2〜3円 |
5,000人以上〜1万人未満 | 1フォロワーあたり1〜2円 |
5,000人未満 | 1フォロワーあたり1円以下 |
例えば、フォロワーが50万人のインフルエンサーに依頼する場合、150万円〜250万円前後が目安となります。
ただし、実際の費用は再生回数・エンゲージメント率・動画の制作スタイル・タイアップの本数などによって変動します。
美容系は使用感の訴求や成分解説など、工夫されたコンテンツが多いため、相場以上の価値を生み出すケースも珍しくありません。
こちらはあくまで参考の目安ですので、全ての美容系TikTokerが同じ金額で対応できるわけではない点に注意しましょう。以下は会社ごとの費用や特徴一覧の記事になるので是非参考にしてみてください。
効果はどのくらい?美容系TikTokerを起用した成功事例
美容系TikTokerを起用したいけれど、「実際にどれくらい効果があるの?」「本当に売上につながるの?」と疑問や不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
SNSマーケティングが一般的になった今でも、具体的な成功事例が見えづらいと、実際施策に踏み切るのは難しいものです。
ここでは、美容系TikTokerとのタイアップによって実際に成果を上げた事例をいくつかご紹介します。
【やみちゃん × LUSH】120万回再生!カラフルなビジュアルと親近感トークで心をつかむ
まず初めに紹介するのは、LUSHと美容系TikToker「やみちゃん」とのコラボで制作されたPR動画です。
鮮やかな水色のマスクと印象的なサムネイル、親しみやすいナレーションが相まって、再生数は120万回を突破しました。
本投稿では、LUSHのフレッシュマスクの使用感をリアルに伝えることでユーザーの関心を引いています。
まるで“話しかけられているような感覚”で商品情報がすっと入るレビューが頭にスっと入ってきやすく、ユーザー購買意欲を掻き立てた成功事例となっています。
【Hyram(ハイラム)× CeraVe】TikTokで大ブレイク!スキンケアへの信頼が売上89%アップに繋がった理由
次に紹介するのは、スキンケア系インフルエンサー・Hyram(ハイラム)さんが、CeraVeの製品をTikTokで紹介したことで注目を集めた成功事例です。
セラミドやヒアルロン酸といった成分を分かりやすく解説し、実際に使用しながら丁寧にレビューするスタイルが視聴者の共感を呼びました。
動画の影響でCeraVeの売上は前年比で約89%アップ。
SNSをきっかけにブランドの認知と信頼が一気に広まり、アメリカでは在庫切れになる店舗も見られるなど、大きな波及効果をもたらしています。
美容系TikTokerの専門性と信頼感が、高い購買行動へとつながった好例といえるでしょう。
成功事例から見る「美容」×「TikTok」で押さえるポイント
美容系TikTokerを起用したいけれど、何をどう工夫すれば効果が出るのか分からない——そんな方に向けて、実際の成功事例から見る「押さえるべきポイント」をご紹介します。
1. 最初の数秒が勝負!動画冒頭で“刺さる魅力”を見せる
最初の1秒で興味を惹けるかが鍵。
発色テストや使用前後の変化など、視覚的インパクトで「続きが気になる」と思わせましょう。
さらに、一方通行な紹介で終わらせず、ユーザーが“見て楽しい”と感じる工夫をするのもエンゲージメントを高めるポイントです。
2. 共感とお得感で購入を促す導線をつくる
視聴者の「わかる!」「試してみたい!」という気持ちを引き出すには、共感できるエピソードやリアルな声が効果的です。
そこに“今だけ”や“限定”といったお得感を掛け合わせることで、自然と購入へつなげることができます。
押し売り感のない流れが、好感と成果を両立させるカギです。
実際使ったリアルな声とコスパの高さを伝えることで、「これ欲しい!」とユーザーの気を惹けるでしょう。
3. インパクトor共感ワードで“最後まで見てもらう”工夫を
TikTokでは冒頭が重要なのはもちろん、最後まで視聴してもらえる工夫が欠かせません
そのため、タイトルやサムネイル、ナレーションに「え、やば」「こうなるとは…」「最後に驚きの変化」などの言葉を盛り込むことで、続きを見たくなる心理を刺激しましょう。
飽きさせない展開づくりが視聴完了率を左右します。
美容系TikToker起用前に確認すべき!投稿時の注意点まとめ
SNSマーケティングを始めるのに、最初は「本当に効果が出るの?」「どう進めればいいの?」と不安を感じる方も少なくありません。
特に美容系TikTokerの起用では、投稿ルールや表現に注意が必要です。
失敗を防ぐために、事前に確認しておきたいポイントをまとめました。
1. PR投稿では“商用利用OK”なBGMを選ぶ
TikTokでは、使用するBGMが動画の印象や再生回数に大きく影響します。
特にPR投稿では、「その時トレンドの曲を使ってバズらせたい」「自分の好きな音楽を使いたい」と思うかもしれません。
ですが、その際には著作権の制約に注意が必要です。
TikTokはJASRAC(日本音楽著作権協会)と契約しているため、JASRACが提供している楽曲であれば基本的に問題ありません。
ですが、JASRAC管理外であるCD音源、カラオケ音源映画やアニメの切り抜き、ミュージックビデオの音源を使用すると著作権違反になってしまいます。
そのため、広告利用に適した音源は、投稿画面の「楽曲を選ぶ」欄に表示される音源、または自ら演奏やアレンジしたBGMや著作権フリーのBGMを使うようにしましょう。
無断使用によって著作権を侵害した場合、動画の強制削除やアカウント凍結、シャドウバン(おすすめに表示されなくなる)といったリスクがあるため、使用条件は必ず事前に確認してください。
2. ステマ規制法に対応した表示が必須
美容系TikTokerを起用する際に特に注意したいのが、ステルスマーケティング(ステマ)への対応です。
ステマとは、広告であることを明示せずに宣伝を行う行為のことで、消費者を誤認させる恐れがあるため規制対象となっています。
2023年10月からは、景品表示法によるステマ規制が本格化し、SNS投稿も明確な「広告表示」が必須になりました。
TikTokで美容系TikTokerへ依頼した場合、「PR」「タイアップ」「提供」などの文言を、冒頭や動画内に明示しなければ違法となります。
特に注意すべきは、「一般人を装って紹介する」「あたかも自分で買ったかのように見せる」などのなりすまし行為や、広告表記のないレビュー形式の投稿です。
炎上リスクや企業イメージの毀損にもつながるため、投稿前には必ずインフルエンサーと内容をすり合わせ、適切な広告表示を徹底してもらいましょう。
3.美容系TikTokerの起用は、自社だけで対応するにはハードルが高いことも
美容分野でのTikToker起用は、単なるキャスティングだけでなく、商材に合ったインフルエンサーの見極めや、投稿内容の設計・表現チェック、ステマ規制・著作権への対応など、専門的な知識と経験が求められます。
また、美容系は成分や効果の説明が必要なケースも多く、“どこまで伝えてよいか”の線引きも慎重に判断しなければなりません。
例えば薬機法や景品表示法などの法規制にも配慮が必要になります。
そのため、初めての企業が自社だけで対応しようとすると、投稿の品質や法令遵守、炎上リスク対策などの点で不安が残ることも。
自社だけで全て対応するのはかなり難しいかもしれません。
美容系TikToker起用で迷ったら?プロのサポートがおすすめ
美容ジャンルでTikTokを活用する際は、インフルエンサー選びから投稿内容の設計、薬機法やステマ規制などへの対応まで、幅広い専門知識が求められます。
こうした対応をすべて自社内で行うのは、時間的にも人的にも負担が大きくなりがちです。
そこで検討したいのが、TikTok運用代行会社やコンサルタント会社の活用です。
たとえば運用代行を利用すれば、ノウハウがない状態からでも効率よく施策を進めることができ、社内工数を大幅に削減できます。
投稿の炎上リスクにも配慮されており、安心して運用を任せられる点も大きなメリットです。
その一方で、運用ノウハウを社内に蓄積したい場合は、TikTokコンサルティングの活用も効果的。
費用を抑えながら、トレンドや成功パターンのアドバイスを受けられるため、自走に向けた土台作りにもなります。
美容系TikTok施策においては、商品理解・動画設計・法令遵守といった複数の専門知識が求められるからこそ、信頼できるプロの支援を受けることをおすすめします。
実際に実績を上げている企業とパートナーになることで、より高い成果を目指すことができるでしょう。
美容系TikToker施策ならGreed|PR投稿から広告運用までサポート
美容分野でTikTokを活用したマーケティングを検討中なら、ぜひ株式会社Greedへご相談ください。
Greedは、国内最大級のネットワークを持つSNSマーケティング支援に強みを持つ広告代理店で、企画立案・キャスティング・ディレクション・広告運用までワンストップで対応できる体制が整っています。
美容・ファッション、飲食、アプリ、出版など、業種を問わず5,000件以上の豊富な支援実績を持ち、ナショナルクライアントや海外メーカーからからも多くの依頼を受けています。
TikTokやInstagram、YouTubeなど、複数のSNSを横断した施策設計も可能で、美容ジャンルに強い運用ノウハウと分析力が大きな強みです。
まとめ:美容とTikTokの相性は抜群!美容系TikTokerを起用して自社をもっとPRしよう
今や、多くの消費者がコスメやスキンケアの情報源としてTikTokを活用するのが当たり前の時代になりました。
視覚的に魅力を伝えられ、リアルな使用感も届けられるTikTokは、美容商材との相性が非常に高いメディアです。
実際、あまり知られていなかった商品でも、美容系TikTokerが紹介したことで完売するなど、「TikTok売れ」したというケースは少なくありません。
とはいえ、「誰に依頼すればいいかわからない」「投稿の規制や炎上リスクも不安…」という企業担当者も多いのではないでしょうか。
そんなとき頼れるのが、TikTokクリエイターのプロダクション「CRAZE」を展開し、企画〜キャスティング〜広告運用まで一貫して支援できる株式会社Greedです。
美容系の成功事例が多数あり、インフルエンサーの選定から施策設計、効果検証までしっかりサポート。
TikTokプロモーションが初めての企業でも、安心して始められる体制が整っています。
美容系TikTokerの力を活かし、もっと自然に、もっと共感を呼ぶPRをすることで、成果を上げてみませんか?